脳科学に興味津々のなぎママです。私には今どうしても超えられない壁があるのですが、超えようとしている自分を止めているのは誰でもない自分(脳)だということを知りました。
日常で脳(科学)についてじっくり考えることなんてフツーありませんよね。目の前のことを処理していくことに必死なので。
どちらかと言えば脳より心(感情)を意識しているのだと思っていましたが、そもそもその「感情」自体も脳からの指令。
Contents
私は整理整頓ができるタイプ?

リビングのテーブルにノートパソコンを置いてブログを書いている私。パソコンの横には置きっぱなしの本と目薬、スマホ、毛糸(編み物の途中)。
片付けないと、と心では思っていても「明日、片付けよう」と後回しにしていました。自分の怠慢(感情)ですが、この行為も脳と深い関係があるんだよなぁと考え始めました。
脳について考え始めた頃、思い出した出来事がありました。
仕事ができないレッテルを貼られた先輩

以前つとめていた職場にデスクの整理整頓ができない先輩がいました。仕事の知識はあるし、わからないところを聞いても優しく教えてくれるのですがちょっとずるいところもあったりする先輩でした(笑)。
上司が何度も「デスクを整理整頓するように」と注意しても片付けません。先輩とは真逆タイプの上司の机はビックリするほどいつもキレイでした。というより上司不在時のデスクは物がなに一つない。仕事ができているのか?と思うほど。
無駄がなかったんです。
「仕事のできる人とできない人の違いやなぁ~(笑)」なんて2つの机を見比べては仲間と話していましたがそれって実は本質をついていたんです。
脳は知っている!コントロール能力に長けている人、いない人

脳の専門医によると、
仕事ができる人は、仕事や自分自身、身の回りにあるモノをコントロールする能力に長けています。脳のメカニズム的にも、整理整頓はしたほうが良い。整理整頓が苦手な人は、このうち非言語理解を司つかさどる『理解系脳番地』の発達が弱い。つまり、空間や図形といった視覚情報を理解する力が乏しく、デスクが散らかっていても、散らかっているという状況を正しく認識できない。
(引用:THE21ONLINE)
私がリビングに出しっぱなしにしている物については「散らかっている」認識はあります。ただの怠慢なので該当しませんが、整理下手の姉や姪っ子を思い出すと確かに当てはまります。
母と私が「散らかっている」と認識しているスペースでも、姉や姪は声をそろえて「そうかな?(ちらかってるか?)」の返答。
彼女たちは怠慢なのではなく「散らかっているという状況を正しく認識できない」だけだったのです。このことが分かっていれば母も私もイライラしなくてすんだのにな(笑)。
整理整頓ができない人の特徴
姉と姪の共通する点をあげてみると、
物事を客観的にみることができない。
使ったものを元に戻す、という概念が欠落している。
余裕がない。(多忙かどうかは関係がないそうです)
仕事とプライベートのオンオフが苦手。
時間にだらしがない。
自分は正しい、と思いがち。
いつも誰かのせいにする。
あ~・・・納得(笑)。
整理整頓ができている人の特徴
時間の使い方に無駄がない。
快適な環境づくりが良いものを生みだす、ことを知っている。
段取り上手。
ストレスが少ない。
イライラしない。
人のせいにしない。
素直。
謙虚。
負けるが勝ちを知っている。
整理整頓とは関係のなさそうなものばかりですが「頭の中(脳)」を「机の上」と考えるとわかりやすいですよね。
机の上(頭の中)が整理整頓できていたら探しものをする時間もなくなり時間の余裕が生まれます。
常に机を整理できる人は段取り上手でもあり、自分が手をつけないかぎりキレイにならないことも知っています(人のせいにしない)。
机の上が散らかれば素直に反省し元の状態に戻す。反省することで物事がスムーズに進むことを知っていると、他人と言い争うことも少ない(負けるが勝ちであることを知っている)。
まとめ
脳に関するいろんな情報を集め、あらためて一からざっと読み返すと「たかが整理整頓」とは思えません。
自分の起こす行動、考えで連鎖していく未来を考えるとリビングに置きっぱなしをものは今すぐ片付けようという気持ちになりました。
小さなストレスがいずれ大きなストレスを生み、それが悪循環となる。考えるだけでもおそろしい・・・。
整理整頓の苦手な方も、一度考えてみませんか?整理するということの本当の意味を(脳科学って面白い!!!)。
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