今週の日曜日、楽しみにしていたドラマ「この世界の片隅に」の第7話が放送されます。前回の衝撃的な終わり方から2週間が経ちましたが次の回まで
一週間もあくってつらいわーっ!
ドラマで初めて見るので、ストーリーを知らない者にとっては長~い時間でした。
この世界の片隅にはフィクション?ノンフィクション?
こうの 史代さんが書かれた漫画「この世界の片隅に」ですが、ドラマを見ていくうちに実際にあったお話なのかそうでないのか気になりました。「火垂るの墓」もストーリーの一部がノンフィクションとのことなので、「この世界の片隅に」もフィクションとノンフィクションを織り交ぜたストーリーなのか、すずのモデルとなる人物がいるのか調べてみました。
現実をベースとした半ノンフィクション
北條家、すずにモデルはいないようです。物語としてはノンフィクションですが戦時中の「現実」がベースとなっているため、半ノンフィクションといったところでしょうか。戦争を知らない私たちが「戦争」を知るには十分なストーリーです。
こうの 史代さんはなぜ「この世界の片隅に」を生んだのか
広島県出身のこうの史代さん。広島への想いが「この世界の片隅に」を生み出したことは理解できますし、戦争を体験された祖母をもつこうの史代さんご自身も過去のインタビューでこのようにお話されていました。
戦争もので描かれるような女性と、戦争を体験した私の祖母たちとはちょっとイメージが違うんですね。体験ものは、女学生さんとかある程度時間があり、ものを書く習慣のある人が書いていたんですね。普通の主婦は忙しくて書く時間ありませんから。だからこそそんな人たちを描いてみたかったんです。
(引用:このマンガがすごい!WEB)
私たちは戦争を「すずの目線」で見ているので、自分により近い感覚でドラマを見ることができているのでしょうね。戦争=怖い、恐怖と、小さな幸せを交互に見ることでこれまで描かれてきたどの戦争ドラマよりも臨場感が味わえるというか。見るたびに違う感情が生まれる自分にも驚きます。
まとめ
さぁ、いよいよ明日。これからのストーリー展開はつらいものになりそう(SNSでみなさんのコメントを見ていると)ですが、話題になっていることがものすごく有意義なことのように思えます。「この世界の片隅に」は、100年経っても語り継がれるドラマになりそうですね。
