台風24号の影響で10月1日の夜中に停電したわが家。私はすでに就寝していましたが、まだ起きていた夫が「停電したから寝る」と寝室へやってきました。冷蔵庫のもの、水は出るのか徐々に不安が出てきた私はその後なかなか眠ることができずに朝を迎えました。
蛇口をひねると水は出たのでとりあえず一安心。冷蔵庫の開閉も極力しないよう家族に伝えました。外ではうなるような風の音が続いています。窓から外をみると地域一体停電しているため、灯りの漏れている部屋は1つもなく、風の音と真っ暗な景色だけ。
高台にあるうちから府中、調布方面が見渡せます。そこにはいつもと同じ風景が広がっていました。「停電しているのはこの辺りだけなんだ」と思うと不安が募ります。でも今の私たちにできることは何もないので再び寝ることに…。
朝起きて外を見てみると夜中の台風がウソのような台風一過です。
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前日から行っていたスマホの充電対策

まずは情報を得たいところですが停電のためテレビは使えません。うちにはラジオもなく、頼みはスマホのみです。私のスマホはほぼフル充電できていたものの夫は充電する前に停電したので電池の残量もあまり残っていない状態でした。
パソコンは常にフル充電させておくべき!

しかし、こんなこともあろうかと私は事前にある対策をしていました。前日に普段使っているノートパソコンをフル充電させていたので、パソコンのUSBポートから夫のスマホを充電しました。
スマホの他にも私が仕事で使っているガラケーも前日にフル充電しておきました。電話をかける必要性が出てきたら、ガラケーを使うよう家族にも周知。ガジェット系がこれほど役に立つとは。
台風24号の爪あと

スマホの充電対策ができたところで、近所の状況をチェックすべくコンビニに向かいました。(ついでに朝ごはんも調達しよう!)同じ地区のコンビニは停電している可能性が高いので、少し離れたコンビニを目指します。
台風でなぎ倒された木々

少し歩き近くの横断歩道に行くと信号機も停電していました。車に道をゆずってもらいながら横断歩道を渡りコンビニへ急ぎます。が、その道中なぎ倒された木を何本か見かけました。

木が根元からえぐれ倒れていました。思っていたよりも強風だったことに恐怖を感じます。コンビニの近くまで進むとその周辺の信号機は正常に動いているのを確認できました。さらに私たちを安心させたのはいつも利用しているスーパーが停電していなかったこと。これには本当にホッとしました。
「どこに行っても食材が買えない!」という最悪の状況はどうやら免れたようです。
スーパーで揃えた携帯ガスコンロ

台風21号で実家が停電・断水をしたため、うちも揃えようと考えていた防災グッズですが実際にはまだ買っていませんでした。今必要なものを確認し、先ほどのスーパーで防災グッズを揃えることにしました。いざ停電が起きると困ることだらけです。

うちはオール電化なので停電するとお湯もわかせません。とりあえず火を使えるようにしなければ!ということでガスコンロとガスボンベを購入しました。他にはトイレの非常用袋や懐中電灯、五徳も購入。あと電池も買っておきました。
防災グッズを手にして自宅に戻ると電気が復旧していました。もう少し(買うのを)待てば良かったかな?夫に話すと、
そうですよね、防災グッズは必要ですよね。停電しなければまだまだ先延ばしにしていたものばかりです。それに足りないものもまだたくさんあります。
まとめ
自然災害はなければないに越したことはありません。でも、うちのように「いざという時なにもない!」ってことにならないよう防災グッズは本当にそろえておかなければいけません。
今回はたまたま断水を逃れましたが、断水した地域、ガスが止まった地域もあります。うちのお隣には小さな赤ちゃんのいるご家庭。オール電化なので、すぐにお湯を沸かすこともできません。お年寄りのいるご家庭や、からだの不自由な方には介助も必要です。それを考えるとご近所づきあいも必要不可欠なのではないかと。
今の日本の災害状況を考えると、マンションだからとなりに誰が住んでいるかわからない、把握しなくてもよい、といった考えももはや通用しないのかもしれません。それに、日常何気なく使っているもののありがたみや電力会社さんへの感謝など、停電を経験するとこれまでの考え方も変わるものですね(^_-)-☆。
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