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台風21号の経験を教訓に | 停電被害で見えた本当にほしい情報とは。

東日本大震災から今日で8年がたちます。当時、私は関西に住んでいたので被害状況をリアルに肌で感じたことはありません。ただ、阪神淡路大震災を経験しているのでその時の記憶がフラッシュバックしました。

東京へ出てきてからは『東日本大震災が起きた直後の状況』を身近な人たちから聞くことが増えました。生の声です。その時はじめて東日本大震災の被害の大きさを間接的ではあるものの肌で感じました。

今後もいつ起こるかわからない地震や台風、不安ですよね。私も考え出すときりがなくなるくらい不安です。そんな不安を抱えたまま起こった去年の台風21号、台風24号。

自然災害の経験を自分なりに考え、思いついたことがあります。今回はその内容をブログにしました。

台風21号 | ライフラインの止まった夜

エコロジー

台風21号が関西に直撃した日。京都に住む母からLINEで「停電した」と連絡をうけました。これまで停電の経験がほとんどない私たち。楽観的に「すぐ戻るんじゃない」くらいの会話でした。

ところが1時間たっても2時間たっても停電は復旧しません。母も私もだんだん不安になるなか、母と一緒に暮らしている姪がトイレに行って気づきます。

「おばあちゃん、水が出てへんで。」

状況の把握に役立った友人とのLINE

電話をかける

実家は停電だけでなく断水の被害も出ていたのです。保管している水は災害用のペットボトル500mlが数本のみ。

停電や断水、この状況はウチだけなのか?

京都に住む私の友人に連絡し被害状況をたずねると「うちは大丈夫」「うちも電気ついているよ」と教えてくれました。

ここではじめて『停電、断水の被害は京都全域で起こっていない』ことを知ります。

なんでウチだけ?とり残された停電

トライアル中止の決断

友人とのLINEの内容をすぐ母に報告。すると母から思いがけない一言が。

「向かいのマンションや、隣のマンションは電気がついてるわ。」

隣の建物は電気が付いているってことは停電、断水はウチだけ?ウチだけ取り残されたの??なんで?原因は停電じゃないの??いろんな考えが頭に浮かびその数だけ不安も広がりました。

公的機関は当てにならない?

考え中

停電の影響でスマホの充電ができない母と姪。「充電が減るから」とLINEもストップ。二人にかわり私が電力会社へ電話しましたが当然つながらず、災害対策本部へ連絡しました。

電話はあっさりつながり、停電・断水状況を伝えます。「停電は把握していますが、断水の情報はきていませんでした。」とのこと。

住人が声をあげないかぎり、断水の状況は気づいてもらえないってこと?声をあげる方法、手段のない人(災害対策本部の連絡先はネットで見つけたので)はどうするの?

電力会社、災害対策本部は現場優先

電話もつながらずサイトもサーバーダウンする電力会社にイライラしましたし、不安をぶつけたかったのが当時の正直な気持ちです。

ただ、災害対策本部の方から「電力会社も停電しているみたいで」と聞きイライラしたり不安をぶつけるのは間違いだと気づきました。

電力会社の方が動いてくださらなかったら復旧はありえません。それになにより電力会社の邪魔をしているのは電話をかけ続けている自分ではないか

情報にあふれていたTwitter

HTTPS化

翌朝6時ごろ母から「復旧した」と連絡をうけました。ひとまずホッとしたものの、この経験で気づいたこともありました。それは、

圧倒的にローカルエリアの情報がなさすぎる。

各地区の情報を得る手段はないかと考え、思いついたのがTwitterでした。すぐ「大阪 停電」「〇〇区 停電」「〇〇市 停電」で検索。すると、Twitterにはローカルエリアの情報があふれていたのです。

「〇〇市△町 停電しています」
「□市 隣の区域は電気がついています。うちの地区一帯はまだ停電してます」
「**時**分 〇〇市電気つきましたー!」

そう!いちばん欲しかったのはこの情報!!!

ないなら私がやる!困っている人たちへの情報共有

レセプト

いまの声がTwitterにあふれている。声を上げているのは被害を受けた人たち、とてもリアルでした。でも心配なこともありました。

Twitterで声をあげているみんなは私よりもっといろんな情報を集めているはず、しかも限られた(充電のもつ)時間で。

スマホの充電が気になり情報が欲しくても動けなかった母と姪を思い出します。

個々のツイート情報を、市町村ごとに一カ所にまとめたい。

電力会社のサイトには「総停電数」しかのっていません。欲しいのは総停電数ではなく停電している具体的な場所、もっと言えば『停電はウチだけなのか?』という不安を払しょくできる情報

ないなら自分でやろう!とてつもなくアナログで、ご本人に許可を得ないままだけどツイートをコピペし、市町村ごとに並べよう!と考えました。

怒る人はいないはず!だって自分の声が情報につながり、停電の状況把握になるのだから!

そうして台風21号に関するツイートを拾い集め、ブログにアップしました。その時投稿した記事がこちらです。その後、電力会社のサイトに具体的な市区町村の停電状況がアップされたので、Twitterの内容は削除しました(Twitterの声をご本人の許可なくコピペしていたので)。

Twitterの情報が埋もれない工夫

一般データ保護規則

「みんなこの情報を待っていた」と確信したのはブログへのアクセス数です。それまでひと月100超える程度のアクセス数でしたが、一日でその数を達成しました。

投稿した記事が役に立ったのだと目に見えてわかりましたし、同時にTwitterの情報が目まぐるしいことも実感しました。

私はかわらず手作業で「(具体的な市区町村名) 停電」「(具体的な市区町村名) 復旧」を検索し、ブログを更新し続けていましたがリアルタイムに更新しても追いつかないほどでした。

Twitterの情報は一日、いや数分でどんどん埋もれていきます。停電している地区も数分後には復旧していたり、ひとりで情報をまとめるにはもはや限界がありました。

Twitterの情報はリアルな声だし、これからも絶対に必要なツールになる。でも、いまのままじゃダメだ。

みんなの声をまとめるのは誰?

NFL契約

いま振り返ると超アナログ人間の私がひとりで情報を集めるのにそもそも無理がありました。

でもその時は「情報がなくて困っている人たちに、大阪の現状を『誰か』が伝えないと」という使命感にもえてましたし、困っている人たちが本当にほしい情報と公的機関が発表する情報に差がありすぎると思っていました。

一個人の私の力量では限界がありますし、情報を拾いきれなかったのも事実です。私ができなかったことを本来するべき人は誰なんだろう?誰だったらできるんだろう?

提案1 | ライフラインの状況をオープンにする

電気代

公的機関より被害を受けている人たちのほうが早く情報を手に入れます(自分のところだけだったとしても)。その人たちがすぐに手を上げて「ウチ、停電してます!」と言える環境づくりが必要ではないでしょうか。

たとえば、公的機関が作った掲示板のようなものに、その地区町村に住んでいる人のみ書き込みができるとか。閲覧は誰でもできるけど、書き込めるのは掲示板を作った公的機関と住人のみ。

書き込むには住人しか知りえないキーが必要で、マイナンバーカードをキーにするとか・・・。あくまで素人の発想ですけど(;’∀’)。

イメージはこんな感じです。字も絵もうまくなく読みづらいと思いますが・・。でも去年から頭の中はこんな絵が浮かんでいたんです。あったら便利だなぁって。

アイデア
なぎママ
なぎママ
その地区の誰かが情報提供していればランプがつく。 これだと一人が何回もツイートしなくてもいい。それに離れて暮らす家族がこのマップをみて被災している家族や友人に連絡できます。

提案2 | マイナンバーカードの存在

犬を飼う前に準備

みんなが閲覧できる、書き込めるとなると心配なのがフェイクニュース、フェイク動画。いたずらな書き込みを抑制するには書き込む人に権限をもたせる、キーのようなものがあればいいのかな?と考えました。

でも一人一人にあらためてキーを配るのはやはりリスクがあります。そこですでに配布されているマイナンバーカードを使うのはどうかと。すでに国民一人一人に配布されてますし、緊急時にこの番号を使うという方法はナシでしょうか??

もちろん、どんな選択にもリスクはあります。マイナンバーカードも個人情報です。むやみやたら使うことはできませんが、緊急時に役立つ番号なのだとしたらマイナンバーカードの意味も見出せるかと・・・。

提案3 | モデルケース地区を決める(被害の大きい地区優先)

クォーターバック

もし、実際に「一目でわかるライフライン状況」を作るとするとモデルケースも必要です。今回被害の大きかった地区にお願いをし運用してみる。

協力側にはメリットもあります。

・自分たちの声が反映しやすいこと。
・インフラが整えばいちばんにそのシステムを活用できること。

少なからず私たちにも責任は生まれますが、一度経験した不安を二度と抱きたくないためにも協力は否めません。

まとめ

自分勝手な発想で好き勝手に書きましたが(;’∀’)、台風の被害にあった家族をもつ目線で書きました。もし自然災害が起こったら、

私たちのできること、してもらいたいこと

・ライフラインの公開(書き込むのは公的機関とその地区の住人のみ)。
・電力会社、災害対策本部に電話をかけない(復旧に専念)。
・フェイクニュース、フェイク動画の抑制(状況を混乱させるのは重罪に等しい。)。

具体的な対策をいまのうちに。南海トラフなどの災害が起きてからでは遅いです。早く何かしらの対策を練らないと!

なぎママ
なぎママ
私が知らないだけで、すでに同じようなシステムがあったりして・・・(笑)。
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