山口県で行方不明になっていた男の子が無事に保護されたことを知り安堵したなぎママです。たった2歳で山の中をひとり彷徨っているかかと思うと「一刻も早い発見」を願わずにはいられませんでした。なによりご家族のお気持ちを考えるとツラかった。でも、そんなとき救世主が現れ男のことを無事に保護!その救世主がいまテレビやネットで話題になっていますね。それがスーパーヒーロー尾畠春夫さんです。
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ボランティアのプロ尾畠春夫さん
知る人ぞ知るボランティアのプロである尾畠春夫さん。ボランティア活動をされている方のあいだではかなり有名なお方だそうで、若者からは「師匠」と呼ばれているとか(^-^)。
自分が男の子を見つけるような気がした
昨晩の報道ステーションを見ていると、尾畠春夫さんが山に入る直前(男の子を発見する前)のインタビューが流れていました。
そして、このインタビューから20分後に男の子を無事に保護!まさに有言実行した尾畠春夫さん。
過去からの教訓でヒントを得る
どうやって見つけたのか、見つけたときの男の子の様子など矢継ぎ早にインタビューする記者の方たち。もちろん興味はありましたが、私をふくめほとんどの方がこう思ったのではないでしょうか?
なぜ、20分間という短い時間で男の子を発見できたのか?
尾畠さんは、過去の教訓からヒントを得たそうです。
以前も幼い子どもが山で行方不明になったとき、ボランティアとして捜索に加わった尾畠さん。お子さんは無事に保護されたそうなのですが、そのお子さんも山を下らずに上っていったそうです。
「もしかしたら、子どもは山を下るより上る習性があるのかもしれない」
過去の経験から、自分が男の子を発見するかもしれないと考えた尾畠さん。そしてすぐに山口県へ。その行動力がお見事です。もし発見が一日遅れていたら?と思うと、尾畠さんの行動力が男の子の九死に一生を得たと言っても過言ではありませんね。
山で遭難したら
山で遭難した場合、上に進むほうがよいと語られた尾畠さん。「子どもはそんなこと知らんし、習性なのかね」とおっしゃっていた言葉が気になり、「山で遭難した場合」どういった行動が正しいのか私も調べてみました。
さて、山で道に迷ったときの最悪な行動パターンといったら、沢を下っていってしまうことである。樹林帯に比べ、ヤブなどがない沢は歩きやすく、しか も下へ向かっているため、「このまま山麓まで下っていけるのではないか」と錯覚して、ついふらふらと入り込んでしまいたくなる。しかし、下っていくうち に、やがて崖や滝や堰堤に突き当たって進退窮まるのが沢というもの。それを無理やり下ろうとして転落しまう事故が後を絶たない。どんなに歩きやすそうに見 えても、絶対に沢は下っていかないことだ。
逆に奨励したいのが、ピークや尾根に上がること。道に迷って精神的にも体力的にも余裕がない状態では、上へ向かって登り返していくのは大変おっくう に感じられるはずだが、それでも登っていくべきである。ピークや尾根に上がれば視界が開け、地図とコンパスでの現在地の確認が容易になるうえ、登山道は ピークや尾根を通っていることが多いからだ。
(道に迷ってしまったら/日本山岳救助機構合同会社より引用)
あくまで大人を対象としたものですが、この行動を子どもが自然にできたことがすごいし、子どもの直感は大人より優れているのかもしれない。
尾畠さん過去のボランティア活動
これまで数多くのボランティア活動に参加されてきた尾畠さん。ボランティア活動の一例を挙げてみます。
- 新潟県中越地震
- 熊本地震
- 東日本大震災
- 西日本豪雨災害
今回も一度ご自宅に戻られたあと、少し休憩されてからすぐにボランティア活動向で山口県呉市に戻られるそうです。
龍神に好かれる人柄
現実的な話から非現実的な話になりますが、龍の存在を信じている私は前々から「龍に好かれる人」を考えることがありました。ネットで調べてみると、
- やりがいを見つけたらとことん追求
- 短期
- 思い立ったら、すぐ行動
- 団体行動が得意でない
- 雨が降りやすい(が、その人が動くときには雨はピタッと止み晴れる)
- 他人の幸せを心から願える
- 前向き
- 素直
- 感謝のできる人
テレビでしか尾畠さんを拝見していませんが、会見の言葉や尾畠さんの行動をみると龍神に好かれるタイプのように思えます。
まとめ
尾畠さんのような人格者が、本当の世の救世主なんですよね。見返りは一切もとめない、助けた子どもとも会う必要もない(子どもは無事に保護され、親御さんのもとに戻れたのだから)とハッキリ語られていました。
この言葉を聞かせたい、尾畠さんの爪の垢を煎じて飲ませたいお偉い方々がたくさんいますよね。尾畠さんの行動が響いているのって私たち一般市民だけじゃないでしょうか?国民の代表である政治家の方々には響いているのでしょうか?と思ってしまう今日この頃。まぁ、私も尾畠さんを見習わないといけないところが多いので人のことを言っている場合じゃないな(笑)。
※追記→