犬のこと

犬の混合ワクチンは本当に必要?ドッグランなどで証明書が必要な理由。

犬の病気

4月になると市から狂犬病ワクチンのお知らせが届きます。国が義務付けている狂犬病ワクチンは毎年必ず接種していますが、混合ワクチンについてはいつも接種するべきなのか迷います。小さな体の犬に混合ワクチンは本当に必要でしょうか。

犬の混合ワクチンは毎年必要なのか

カレンダー

以前かかりつけだった動物病院の先生は、コアワクチン(ジステンパー・パルボウイルス・アデノウイルス)は最初に接種してから3年くらいは期間をあけましょう、という考えでした。日本獣医学会でも

すべての動物で毎年のワクチン接種が必要というわけではありません。 

とハッキリ明記しています(詳しくは獣医学会の公式サイトをご覧ください)。総合的に考えた結果3年に一度の接種ですむ動物もいますし、全部が全部絶対に毎年ワクチンを接種しなければいけないこともなさそうです。

ワクチンは不必要に接種すべきではない。コアワクチンは、子犬および子猫の初年度接種が完了し、6ヵ月または12ヵ月齢で追加接種(ブースター)を終えたら、3年毎よりも短い間隔で接種すべきではない。なぜなら、免疫持続期間(duration of immunity, DOI)は何年にもわたり、最長では終生持続することもあるためである。(犬と猫のワクチネーションガイドライン/WSAVA)

脳炎治療中の愛犬はワクチン接種が免除

お散歩中

脳炎治療中の実家の愛犬(ミニチュアダックスフンド)は、脳炎を発症するまで混合ワクチンを毎年接種していました。散歩するコースによりますが、川の側を散歩させることが多い場合5種が6種に変わります。

病気になる可能性を考え、ワクチンの種類は少ないより多いほうがいいと信じていました。しかし、原因不明ではあるものの…脳炎が発症してしまいました。脳炎の原因は特定されていません。

ワクチンを多く打ちすぎたのかもしれないし、ドッグフードが原因かもしれません。またはそれらは一切関係がなく、先天性のものかもしれません。脳炎発症後は、ずっと免疫抑制剤を服用しているので、狂犬病ワクチンも混合ワクチンも免除されています。

犬の体に抗体が残っていれば毎年ワクチン接種する必要がない

混合ワクチン

話を戻します。先ほど紹介したガイドラインにもあるとおり、最後のワクチン接種から数年は体に免疫抗体が残っているので、1年ごとに追加接種する必要はないと言っています。

勘違いしないでほしいのは、抗体が残っていなければ接種は必要ってことです。抗体が残っているかどうかは動物病院で抗体検査をすればわかるので「検査をして抗体が残っていればワクチンを接種はしません」というケースも実際にあります。

動物病院によっては「アレルギーのない犬には毎年ワクチン接種を推奨しています。」という場合もあるのでかかりつけの動物病院でご相談ください。

一つ言えることは、「選択肢は多い」です。

ペットホテルやトリミングサロンがワクチン接種を義務付けている理由

トリミング

と言っても、日本のペットホテルやトリミングサロンでは感染症予防として利用条件の一つに「ワクチン接種」が含まれています。本当はワクチン接種させたくないけど、帰省の時に犬を預けられないのは困ります。そんな理由でワクチンを打っていいものかどうか・・・正しい答えなんてありません。

何を選択しようとも私たち飼い主の責任であることに変わりありませんから。

なぎママ
なぎママ
お店によっては「抗体検査証明書」でトリミングをしてもらえるケースもあります。一度サロンにご確認ください。

まとめ

犬のこと

愛犬が脳炎を発症していなければ、犬のワクチン接種に疑問をもつことはありませんでした。何の疑問も持たず、毎年接種していたはずです。でも、原因不明の脳炎は何が災いしたかわかりません。ペットフードの可能性もあるし、ワクチン接種の可能性も否定できません。

だからこそ「先生に言われたから」ではなく、『飼い主が責任もって考え、選択する』ことが大切ですね。

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