みなさんのなかには、今日から仕事始めという方もいらっしゃるかと思いますが、海の向こうNFLでは人事部門の動きが活発化しています。
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レギュラーシーズン終了後の気になる動き
年末12月31日 (!?)のレギュラーシーズン最終戦をもって、プレーオフ進出チームが決定。
プレーオフを逃したチームは、翌1月1日から早くも新たなチーム編成に着手。もちろんそれ以前に、HCやGMの解任を発表したチームもあるんですけど。
そんななかから、現時点で発表されたいくつかのニュースで気になったことをみてみます。
HCの解任
まずHCとして、
- コルツのチャック・パガーノ
- レイダースのジャック・デル・リオ
- ベアーズのジョン・フォックス
- ライオンズのジム・コールドウェル
といった面々が解任されてしまいました。パガーノとフォックスについては、正直まぁ仕方ないかなぁ、って感じ。
だって、勝ててないもの。
ブラウンズ
勝てないのはブラウンズも一緒 ( 今シーズン全敗!) だけど、あそこは別格。今までのドラフト戦略が、ハチャメチャすぎたぶんのツケをこれからじっくり一からやり直していくチーム。
コルツ
結局エースQBラック頼みから脱却できず、そのラックがケガから復活できず、シーズン全休となってしまった今シーズンは早々に地区優勝争いから脱落。
パガーノも、所属7年間で最低の4勝12敗で今シーズンを終えてました。2年連続でプレーオフを逃したし。
ベアーズ
フォックスは、所属3年間で14勝34敗。なかなかひどいですね。アメフトにとって将来性豊かな若手がバンバンいるわけでもなく、ドラフト戦略も含め、育成手腕にも疑問符がつく状態でした。
ライオンズ
コールドウェルに関しては、ソコソコという印象で可もなく不可もなく。逆に言えばそこがダメだったのかと。
レイダース
そんななかのデル・リオ解任は、ちょっとした驚きでした。QBデレック・カーを中心に戦力も整えてきて、昨シーズンは久しぶりにプレーオフ進出を果たしたところでしたし。
しかし今シーズンプレーオフを逃した時点でアウト。オーナーから解雇通告を受けました。キビシィ〜!
アリゾナ・カーディナルス
いっぽう自ら身を引いたのが、アリゾナ・カーディナルスのHCブルース・エリアンス。シーズンが終わるとともに、退任を発表しましたが穏やかな感じの会見の様子でした。
カーディナルス所属5年で、49勝30敗1分とプレーコーラーとしてはまだまだやれると思うんですが、体調面での問題があったのかなぁ。
そしてやっぱりというか案の定というか、カーディナルスではエースQBのカーソン・パーマーもエリアンスHC退任の翌日に引退を発表。
ここ数年はケガもあって毎年引退がとりだたされてましたからあまり驚きもありませんでしたが、エリアンスとの絆というか関係の深さを感じました。
パーマー引退を受けて気になるのが、カーディナルスのスターWRラリー・フィッツジェラルドの去就です。彼も34歳。ここ数年は彼も引退について語ることが多くなってましたし。HC、QBという要が変わるカーディナルス。来シーズンからの変化に期待です。
まとめ
ほかにも、OC ( オフェンスコーディネーター ) や DC ( ディフェンスコーディネーター ) の変更やGM の解任、変更は続いてます。
なかには、シーズン前やシーズン中にチームと契約延長で合意していたひともいるんですが、そんなの全く関係ないのがこの世界。成績次第でバッサリイカれます。
今後もこうした人事面での動きはどんどん出てきます。プレイヤーたちのFA、引退も。つくづく究極の実力主義世界だと思わされます。華やかですけどキビシイ世界。ボクは緩い世界で手いっぱいです。
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