これまでずっと白米を食べてきました。「健康のために玄米食べよう!」という発想さえもありませんでした。しかし、和田明日香さんのレシピを見て以来すっかりファンになった私は、和田明日香さんの著書”ほったらかしレシピ”で紹介されていた”七分づき米”に興味を持ちました。
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七分づき米は栄養たっぷりな上に白米に負けない美味しさだった

和田明日香さんは著書のなかで七分づき米について、
七分づきという中途半端さに惹かれて購入。白いお米が食べたいけど、玄米の良さも気になる、その両方を美味しく叶えてくれました。(ほったらかしレシピより)
と語っていました。実際、七分づき米を使ってみると白米を炊く手間とほとんど変わりません。見た目もほぼ白米です。この美味しさで白米より栄養があると聞けば誰しも七分づき米に惹かれるはずです。
七分づき米とは

玄米を100%精米したものが白米ですが、精米の度合いを3割、5割、7割にしたものを分づき米と呼んでいます。
米の栄養は米のまわりについている糠(ぬか)にほとんど含まれているので、糠(ぬか)をどの程度取り除くかによって米の栄養分も変わってきますが糠(ぬか)の量が多ければその分炊く前の手間も増えるというわけです。
ただし、レシピによって分づき米が適している場合もあるためその時々に応じてお米を使い分けるところまでいけば私も立派な料理人?!かもしれません。
七分づき米は食べると危険?

七分づき米の存在を知った私は炊き方などをインターネットで調べました。その時検索候補に出てきたのが「七分米の危険性」です。
白米の元になる玄米には”フィチン酸”や”アブシジン酸”という物質が含まれていますが、”アブシジン酸”は有毒だと言われています。でも”アブシジン酸”は浸水する時間でその働きを抑制することができるのです。玄米の場合、発芽させれば無毒化も可能です。
七分づき米は玄米と比べ危険性は低く、かつ同じように浸水時間を確保すればリスクは下がります(ないに等しい)。玄米ほど炊く前の手間はかからず、白米より栄養分が高いということで最近注目されはじめた七分づき米、もう食べるしかない!
七分づき米を食べるとこんな効果がある

七分づき米には3つのメリットがあります。
- 炊くのが簡単。
- 食物繊維が豊富。
- ビタミン、マグネシウム、ミネラルは白米の3~4倍。
また、よく噛むことで唾液も出て口の中の殺菌の増殖を抑えます。さらに満腹感を感じやすいためダイエット効果にもつながります。口を動かすということは脳への刺激にもなるため、勉強前に七分づき米を食べるのも良いかもしれません。
七分づき米を食べてみよう!

玄米よりお手軽に食べることのできる七分づき米ですが、香りや色も白米に近いため七分づき米を毎日食べても飽きません。白米のように雑穀米を混ぜることもできるので、より高い栄養を体内に取り込めそうですよね!
七分づき米の炊き方

七分づき米の炊き方は、白米と似ています。
- 七分づき米をよく洗う(白米より念入りに)。
- 水加減はふっくら仕上げるなら適量よりやや多めに、固めにしたいならやや少なめにする。
- 2時間以上浸水させる。
炊飯モードは白米と同じで大丈夫です。玄米モードにして炊かないように注意しましょう。
七分づき米を使ったレシピ

七分づき米を使ったレシピのリンクを貼っておきます。ぜひ、参考になさってください。
私はココで七分づき米を買いました

和田明日香さんは食料品店”GAIA”で購入した”ひとめぼれ七分米(太ももの会)”を使われていますが、私はポイントを使いたかったので楽天市場で購入しました。
楽天市場

購入したお店は、株式会社 東穀(トーコク)さんで作られているお米です。購入時に玄米、五分づき、七分づき、精米と選べるのもうれしいですね。届くまで2週間ほど待ちましたが、待ったかいがありました。
まとめ
年齢的にも否応なしに健康を意識しなければいけません。何を食べても体がそれなりに対処してくれた若い頃とは違います。年齢とともに内蔵も歳を重ねているので、体の内側から体質を替えたいと思っています。
価格は白米よりお高めですが、白米に雑穀米や黒米をプラスすることを考えればけして高価な買い物ではありません。何より手軽に栄養が摂れるのでそういう意味ではコスパは良いのではないでしょうか。玄米ほどハードルは高くないので、ぜひお試しあれ!
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