おはようございます。高橋一生さんの夢を見ながら目覚めたなぎママです。夢の中では、フジテレビ「民衆の敵」に私も出演していまして私=篠原涼子さんになっていたという(*´з`)。どうりで高橋一生さんと話していたはずだ。
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多くの人が観るべきだった「民衆の敵」
ネットでは「民衆の敵」の視聴率が悪かった、なんて書かれていましたが私は
ちょっと待ったー!
と言いたい。私の中では「ドクターX」に並ぶくらい面白いドラマでした。
ストーリー
あらすじをざっくり言うと、一人のパート主婦が市議会議員→市長になり、民衆の声を聞きながら改革を起こしていくストーリー。
実際には一主婦が市長になる、なんて夢物語のようですが決して『政治家を「敵」にまわす』というお話ではなかったんです。それは最終回のストーリーでこのドラマの意図がハッキリわかります。
国民一人一人が考えるべきテーマ
政治家の家庭に生まれ育ち、のちに市議会議員となる一人の男性、を演じた高橋一生さん。市長になった篠原涼子さんを助けるために(改革を期待している)、副市長となり市長の補佐をされていたんですが、最後の最後に篠原涼子さんとの見解の違いが出てきます。
「皆を助けるために、一人を犠牲にはできない」
という篠原涼子さんに対して
「一人を助けるために、大勢を犠牲にすることはできない」
と語る高橋一生さん。どちらも正しいだけに難しい選択です。このお二人の市議会会議室での会話は、見物でした。淡々と進められていく会話。ドラマの中でのお話なのに、何でこんなに胸が痛いんだろう、と思いながら観ていました。
どんな内容に対しての会話なんだ?と思われるかもしれませんが、ドラマのストーリーが分からなくても「政治と国民」というキーワードを頭に置くと、どんなストーリーでも当てはまると思いませんか?
本当の民衆の敵は誰なのか?
そして、最後に篠原涼子さんが国民に訴えます。
「民衆の敵は政治家ではない、政治に無関心な国民です」
民衆も参加できる市議会会議。会議の回数を重ねるにつれ、参加する国民の数も増えていきます。そんな中での篠原涼子さんが国民に対して訴えたセリフ。まるで、自分に言われているかのように心にズキッときました。この訴えるシーンを立って観ていた高橋一生さん。今にも涙がこぼれ落ちそうな、涙を我慢している顔がとても印象的でした。
篠原涼子さんと高橋一生さんの会話が、まさしく国民の声vs政治家の声。その会話を踏まえて、考えて、市長である篠原涼子さんが訴えたこと。パート主婦だった篠原涼子さん自身が「無関心だった」と話されています。最終話は本当に見物でした。
視聴率だけでは判断できない
第一回の放送から毎週観ていました。一話もかかさずに。リアルタイムでなくても録画したものと観たりとか。むしろ、そういう方多いのでは?特に今はテレビだけでなく、他の媒体も増えてますし。視聴率の数字だけをとって、ネットにバーンと低評価的なことを書かないでもらいたい。
こんなに考えさせられたドラマは久しぶりでしたよ!
記事を書いた方はドラマを観ていたんですかね(-“-)?
本物そっくり!?
本当の政治家に似せてるやろ?というのもドラマの面白いところでした。
市長:余貴美子(篠原涼子さんが市長になる前の市長)⇒小池百合子
ヘアスタイルから雰囲気。まさしく小池さん(笑)。
市議会議員:高橋一生⇒小泉進次郎
父親と兄が政治家、という・・。高橋一生さんのヘアスタイル、話し方、雰囲気、一目見て小泉進次郎さんだな、と思いました(笑)。
再放送があれば、ぜひ観てもらいたいドラマです。本当に国を変えたいなら・・一番力を持っているのは国民全員なのかもしれないですね。